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アニメやラノベの感想とたまに備忘録

禍つヴァールハイト zuerst 1〜4話感想 物語を左右するのは誰?

2020年秋アニメも中盤を過ぎてきたが、1話でダークホースとして自分と友人の間で話題になった「禍つヴァールハイト」が相変わらず面白い。

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放送前は「どうせ、ソシャゲアニメでしょ?キャラクター出し過ぎて結果的に1人もキャラクターを覚えられずに終わるんだろうな」なんて思っていたが、1話はモブ顔だけど立ち位置とCV阿部敦という情報から一応主人公と思われるイヌマエルがただただ反政府組織の悪事に巻き込まれて正規兵を殺してしまい成り行きで反政府組織の仲間とみなされる。という最近見なかった巻き込まれものをかなり真面目にやるという驚きの始まりを見せた。

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主人公としてのオーラを見た目からも言動からも感じない…



 

また、Windows Mediaプレーヤーと揶揄されるグラフィックだけのOPの映像とキャスト・スタッフの名前が出るだけの「劇場版かな?」とツッコミを入れたくなるようなEDも相まって2020年秋アニメのダークホースとして多分、一部の層に今のところ熱いファンがいるという感じになっている。

 

自分も今のところ毎話楽しく見ているが、4話まで見ても主人公達がひたすたに状況に振り回されていて視聴者側にだけエルフリーデによる種明かしパートでなんとなくの状況がわかっているという構成になっている。

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第3の主人公みたいなポジションだと思っているが果たして…

 

しかも、一応ダブル主人公ということにはなっているが、イヌマエルもレオカディオも組織の下っ端なのでここから後8話で大きくお話を左右する存在になれるのか?という疑問が全く拭えない。

CVが津田健だけどキャラデがめちゃくちゃモブで1話時点では兼ね役でやっているのかなと思っていたヘルマンがめちゃくちゃ大事な立ち位置にいたりするので良くも悪くも今後の展開が読めない。

 

帝国の暗部に反政府組織ヘッドキーパーが立ち向かうという単純な図式では良くも悪くもなさそうなので期待を裏切らずに最終話まで駆け抜けて欲しい。