秘密結社デスクロイツ 2巻 感想 楽しさ120%!
最高!
1巻の時はなんだか不完全燃焼感を読者として感じていたけど、こういうしょうもないラブコメ作品だと思って読んだらめちゃくちゃ面白いじゃないか!
トモアキの完全新作ってことで、何故か読者である自分の方が気負ってしまっていたような気がする。
1巻での次巻予告の通りにオルタがヒーローに正体バレを隠す話から始まったのに、かなり序盤にルナにバレたのは笑ってしまった。
こういう「そりゃそうだよね」という身も蓋もないリアリティとブラックホール将軍のようなぶっ飛んだバカさ加減がなんとなく違和感なく同居してるのがトモアキの魅力なんだな。
そして、この巻のもう1人の主人公と言えるノエルの暴走も面白かった!
特に、オルタが完全に身バレした時の聖花への対応など、流石というかあそこで正義とか悪ではなくちょっと迷ったくらいですぐに自分の恋心を優先させるところはやるだろうな〜と思っていても笑ってしまった。
というか、クラエが可哀想なくらいヒロインとしての存在感がなくて(ギャグ要員としては光輝いているが)ちょっと可哀想になってしまった。
ヒロインレースと考えると聖花は謎で、1巻のヒキ的にノエルとオルタと三角関係?と言っていいのかわからないが、オルタの恋のライバル的な立ち位置になるのかと思ったらそんなことは無かったな……。
新キャラ、モリナガの上位互換ことにょるも発言がいちいち酷くて笑ってしまった。
特にラスト付近のオルタがドロシーをボコボコにしたシリアスなシーンでも急にR18同人だったら的なルート分岐を語り始めたのが一番笑った。
貴重なツッコミ役として3巻ではオルタの相棒的なポジションに収まってても不思議じゃ無いな!
ドロシーはラストで急にヤンデレっぽい態度を見せ始めたのでヒロインレースにどう関わってくるか次が楽しみなタイプだった。
アイラブユーのハンドサインって一般的じゃねぇからな!
ラストのオルタの怒りや戦闘能力だけはガチなブラックホール将軍など、結構シリアスな方にも振れるような設定だったのでこのままラブコメ路線で行くのか、シリアスな話をやるのかどちらも行けそうなので3巻目が楽しみ!
なるべく早くお願いします!