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ハコヅメ その143 雲上人の啓示 ネタバレあり感想


つい1ヶ月ほど前に3巻まで無料につられて読み始め、めちゃくちゃハマり通勤時間の全てをハコヅメを読む時間に使っていたら1〜14巻までを4周ぐらいしてしまったので今週のモーニングに泰三子先生のインタビューが載るということで思わず買ってしまった。

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まさか、自分がモーニングを買う日が来るなんて…

 

インタビューも素晴らしかったのだが、本編もまさかと納得の入り混じる驚きの展開をみせてきたのでそちらの感想を書いていくう。

 

以下ネタバレありです。

 

 

 

 

川合!お前ってそんなに出世するの!?

 

これに尽きる。

ただ、川合が岡島県警初めての女性警察学校長という大出世をするというのは全くあり得ない話ではないし、なんなら納得できる気もする。

なぜ、川合が出世をしてもおかしくないかといえば、くそ度胸があるからだ。

 

この143話でもメインとなっていたが、川合は度胸がある。もしくはただバカなだけかもしれないが、良くも悪くも周りが遠慮してしまうことも突っ込んでいけてしまう。

これは結構大事だな〜と社会人を始めてから思っていることで偉い人に対しても多少は口を出すような跳ねっ返りがあった方が上としても、ただ黙って従う人間よりは扱いやすいのではないかと感じる。

もちろん、最低限の礼儀や実力・実績は必要ではあるが。

黙って仕事をされてしまうと、上としても不満があるのかないのかわからないので不安になるし、いざという時に上司を頼れない状況で決断を出来るのかが全くわからなくなってしまう。

決断できるかというのが大事で決断には度胸が必要である。

自分のようなIT系の仕事でも決断を迫られることは多々あるので、警察なんて日々の実務が常に臨機応変の対応が必要な仕事なのだから尚更だろう。

そういう意味で、川合は仕事を任せさえすれば成功するか失敗するかはともかくなんかしらをやってくれるだろうという感じはする。

 

責任ある立場の人間で一番まずいのは決めないことなのだろうというのは、社会人の端くれである自分にはわかることなので「度胸がある」というのはかなりの才能であると思う。

 

川合が今後どうやってそこまで成り上がるのか本当に楽しみだな!