ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 19,20話 感想 最高のボーイミーツガール
急にセカイ系ボーイミーツガール始めるなよ!
19話からはついに謎しかなかったヒロトの過去が明らかになるわけだが、
まさかセカイ系ボーイミーツガールを見せつけてくるとは全く思わなかった。
19話の冒頭は「コアガンダム」作成秘話という形で、ヒロトがいかにして「コアガンダム」の発想を得たのかが描かれるのだがここの戦闘もカッコ良くて最高だった!
今までやられたガンダムたちの武装を拾って換装しながら闘う姿はなるほどと思わせるし、ラストの機体が耐えられないためビームライフルを打った反動で両腕とも壊れてしまうのが逆にカッコイイ!
そして、新しく作ったコアガンダムでGBNの世界を旅しているうちに出会った謎の少女、しかも意味深な事ばかり言ってくる……
あまりにも中二病すぎてちょっと笑ってしまうが、ヒロトも存在そのものが中二病なのでむしろふさわしいと言えるだろう
(イヴちゃんに近づかれて恥ずかしがるヒロトかわいい)
そして描かれるイヴとヒロトの輝かしい日々「お前、そんな顔できんのかよ」とイヴのヒロイン力の高さにちょっと嫉妬しつつ、フォース入りを勧めるイヴ。20話を見た後だと、自分が消えた後にヒロトが1人にならないように仲間を作って欲しかったんだなと理解できてしまいツラい。
制服を似合っていると言われて恥ずかしがるヒロトかわいい。そして、それに頬を膨らませるイヴもかわいい。
そして、エンディングとともに流れる「あの写真」の撮影シーン。
あの写真に対して「これもいいかも」とか言い出すヒロト!お前、本当に俺が18話見続けたヒロトと同一人物なのか!と突っ込みたくなる優しい笑顔。
そして、曲が盛り上がる中見つめ合う2人から、顔が近づいていく中のサビ入りからのパンアップ!
凄すぎる!
ベタをここまで全力でやられてしまっては、もう降参するしかない!
完全にお腹いっぱいで「いやー、今週も楽しかったな」なんて思ってたらCパートでイヴが「ヒロト、私を消して欲しいの」とか言い出すからもうたまらない!
20話はそんな19話の驚愕のヒキから続けて始まる。
正直、前作を見ていないので詳しい話はわからないがとりあえずイヴを殺さないと世界がヤバイってそれ去年劇場で見たから!
突然のことで何もわからないヒロトは自らの手で撃ち殺すしかない……
完全に中二病である。あらすじだけ見たら「もう、2020年なんだけど、10年代ですらないんだよ?」と言いたくなるがこのシーンがどうしようもなく悲しいのだ。
特にヒロトがプレゼントしたイヤリングすら消えていってしまうシーンはあまりにも厳しくて切なくて、こちらまで泣きそうになってしまった。
そして、同じようにエルダイバーの少女を守ろうとする前作ビルドダイバーズの主人公たち
ヒロト側の主将もやられ、止められるのはヒロトのみ!あとは引き金を引くだけと言うところでフラッシュバックする救えなかったイヴとの思い出と救えてしまいそうな前作主人公たちへの憎しみ。
それを最後に押し留めたのがイヴとの約束……
ヒロトお前ってガンダムビルドダイバーズ:エピソードゼロの主人公だったのかよ!
実は前作の結末を左右できる存在だったとか熱すぎるだろ!
イヴがあまりにも素晴らしいヒロインすぎて、幼なじみちゃんが可哀想だが最終決戦に向けて盛り上がる本筋もめちゃくちゃ楽しみだぜ!