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アイカツフレンズ  16話「みお、勇者になる」 感想

ココロとココロが通じ合って女と女のあいだにビックバンが起こる第16話

 

「みお、勇者になる」というサブタイトルから、ついにアイカツシリーズで柿原優子の全力のギャグ回が見れるのか!と一縷の望みを持っていたが、あいねとみおがひたすらイチャイチャしながらドレスを作る最高の回だった。(柿原優子と言えば『月がきれい』ではなく『ジュエルペットサンシャイン』と『瀬戸の花嫁』と答える人間です)

 

特にBパートからの展開がすさまじく、たまきさんとケンさんを画面の外へと追いやって2人だけで山登りを始める。ここで、図鑑で覚えた知識をフル活用してあいねが興味をもった植物に対してガンガン答えていくみおにオジサンは涙が出そうになりました。

みおは図鑑が大好きだが、きっと今まで山道を歩いて実際の植物を見ることなんてなかったのだろう。もし、みおが1人で山に登ったとしても最短距離での登頂を目指して山の植物に目を向ける余裕もなかっただろう。みおが今回自分の知識を経験とすることができたのはあいねと出会ったからなんだよな~とか思ってたらマジで泣きそうになりました。

さらに、勇者の橋から飛び降りて「デザインに何が足りなかったの?」というあいねの問いかけに対してみおが顔を赤らめながら「あいねよ……」とか言いだした時は気持ち悪いオタクスマイルを浮かべるしかなかったよね!

2人で意見を出し合ってドレスを作っていくのだけど「ハニーキャット」とうまく差別化が図られていたのは「ハニーキャット」がお互いの意見をぶつけ合いながらドレスを作っていったのに対して、「ピュアパレット」の2人はみおの作ったデザインに対してあいねが「袖ならこの形が一番好き」などポジティブに意見を出していくのがとても『らしい』感じがしてよかった。

ケンさんの奮闘によって作成されたドレス作成動画もはたから見たらまったく伝わらないけれども2人の秘密という感じが最後の笑いあいで伝わってきてなんかもう最高だったよね。

次回は伝統のゴシック系キャラが殴り込みということでどんな立ち位置で1人で参戦してくるのか楽しみです。